36歳女性会員様がご成婚されました。
Iさまと初めてお会いしたのは、武蔵野市桜堤の事務所でした。とても明るく、謙虚で、眼鏡の似合う美人さん、一緒にいるとその場が明るくなるようなそんな素敵な雰囲気をお持ちの方です。
以前、別の結婚相談所での婚活が上手くいかなかった過去をお話いただき、本当に結婚したいのか、まわりの目を気にしているだけなのか、ご自身の本当の気持ちがわからず少しフワフワしているような印象を持ちました。
一度持ち帰っていただき、しっかりご自身と向き合い、「やはり結婚したい」「婚活しよう」と気持ちを決めて活動スタートすることになりました。
数名とお見合い、交際に進みますが、いつも謙虚なイメージのある彼女。「こんな私にもお申込みがくるんですか?」と、お見合い成立前も、成立後も、交際に進む際もいつも感謝を持って、真摯に向き合われていました。
一方で、少し自信の無さが見え、ご自分の思いや考えをはっきり伝える場面は苦手なのかな、と感じることもありました。活動スタート時の面談でも、深いコミュニケーションが苦手、とおっしゃっていましたが、どうしても会話が表面的になりがちで、「どんな風に踏み込んでいけばよいかがわからない」「深く話をしていくって難しいですね…」とおっしゃっていました。
もともとポジティブな性格の方ですが、どんな人も短所・欠点・苦手、ネガティブ感情は持っているはずです。そういうマイナス面をもさらけ出せる人、本当の意味でお互いを知り合えるような人に出会えるとよいですね、という話をしました。
活動スタートして約1ヶ月目に出会ったのが彼でした。同業の方で、話しがはずみ、お見合いがとても楽しかった様子。とても素敵な方だと感じたようです。
一方、彼はというと、彼女以上に温度感が高く、Iさまと話せば話すほど惹かれていっているような様子で、初回からとても前向きな気持ちであるとのご報告をお相手相談所からいただきました。それほど大きな温度差も無く、「人として尊敬でき、なにかあった時に一緒に解決できる」との思いで、3回目デート後に真剣交際へと進むことになります。
彼は、彼女の「何もかもが大好き」という感じで、上手にリードしてくださいました。成婚に向けてセミナーに参加し、様々なことを着実にすり合わせされているご様子で、まさに模範生のようなカップルです。
そんな幸せいっぱいのお付き合いの最中、心配な出来事がおこります。デートで行ったレストランに、I様の職場の人が居たため、咄嗟に「店を変えてほしい」とI様は彼に言います。彼としては、「付き合っているんだから、別に見られたっていいじゃない」という思いで、I様は結婚にむけて気持ちが固まっていないのでは?と不安がもちあがります。
I様はこの日のことを振り返り、「自分がもし逆の立場だったら寂しいし、モヤモヤする…」と感じます。彼を寂しい気持ちにさせてしまったことは本当に申し訳なかったとすぐに謝ったそうです。結局、二人は電話でよく話し合い解決することができたのですが、この、何かあった時にお互いが素直に自分の気持ちや考えを伝え、解決する、ということはとても大事なことだと感じます。
結婚してからも、大なり小なりずれが生じ、すれ違うことは多々あります。そんな時に解決する術があれば、どんなことでも乗り越えられ、その都度絆が深まっていくからです。
I様は深いコミュニケーションが苦手と最初おっしゃっていましたが、今回のこの出来事こそ、大事な経験になり、今後の自信につながったのではないかな、と思います。
I様、思いやりの気持ちを持っていれば、素直に自分の思いや考えを伝えても大丈夫です。コミュニケーションを恐れず、いつまでも仲良く過ごしていってくださいね。この度は本当におめでとうございます、末永くお幸せになってください!