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(吉祥寺・三鷹・立川などお客様のアクセスしやすい喫茶店で応接します)
46歳女性会員様がご成婚されました。
物静かで賢く、落ち着いた女性という第一印象のYさまでした。コロナ前に婚活を1度経験されたのですが、うまくいかず一度区切りをつけ、今回2度目の婚活となりました。
一人でいることは苦ではないタイプですが、独身でいることに負い目を感じているような様子で、まわりの目がとても気になるとおっしゃっていました。クリスマスになると職場では子どものプレゼントを何にしようかと話題がもちきりになり、その中にいるのが本当につらいのだそうです。また、一人で山登りに行っても「なぜあの人は一人なんだろう」と思われていないかと他の人の目が気になっていまう…
私も独身の頃、少なからず同じような気持ちになったことがありますが、共感できる人も多いでしょう。そんなつらい状態から抜け出すべく、意を決して婚活を再スタートさせることになります。
積極的にお申し受けしてくださり、数名の方とプレ交際へと進みます。Yさまは、お相手の本当の人柄を知るために、何度か粘り強く会う努力をされているように見えました。
「3度会うことを目標に」「何も考えずに3回会えたら良いご縁かも」というのが婚活会でよく言われることなのでお忙しい中でも何度か会おうとされる彼女の姿勢は素晴らしいですし、1度2度会うだけでは人はわかりませんのでそういった姿勢は大事なことだと改めて感じました。
お食事デートや、お出掛けをして、お人柄や相性を確認し、しっかりと慎重にお相手選びをされていた印象です。
プレ交際へ進んだうちのお一人が、パートナーとなる彼でした。活動開始して2ヵ月目で彼とお見合いすることになり、お互いが「穏やかで落ち着いた雰囲気」との印象を持ち、プレ交際へと発展することになります。
彼は感情表現が控えめで少し分かりづらい部分はあるものの、卒業した大学が一緒だったり、彼女の住まいと彼の職場が近かったりと、共通点がいくつか見つかり少しずつ距離が縮まっていきます。会う回数を経るごとに、自然体で接することができるようになり、相性の良さを感じ自然な流れで真剣交際へと進まれます。
お互い口数は多くなかったようですが、頑張って無理にテンションを合わせることなどなく、普段通りの自分でいれる、ということが大きなポイントになったようです。
入会当時、彼女はこんな風に言っていました。「自分から発信することが苦手」「大事なところは男性にひっぱってもらいたい」と。
大事なことを切り出したり、ここぞという時には男性に言ってもらいたい、というのは多くの女性が思うところです。でも、もしよい人が現れたら、ぜひYさまから発信する、Yさまから切り出すことをやってほしいとお願いしました。
結婚相談所での婚活は、お相手には常に誰か他の人がいる(他のお見合いやプレ交際をしている)と考えた方がよく、自分自身の気持ちを伝えなかったり、わかりづらかったりすると、たちまち交際終了をつきつけられてしまいます。そうなってから後悔するのでは遅すぎるので、ぜひ、今回の婚活では「自分から」ということを意識してほしいとお伝えしましたが、彼女はまさにその通りに行動していました。
真剣交際に進みたいと切り出したのは彼女でしたし、ご成婚のタイミングも「気持ちが整ったら、私からプロポーズそろそろしてほしい、のわかりやすいサインをだします」と!そんな風にできる女性は少ないので、驚きと感心と嬉しさで胸がいっぱいになりました。
真剣交際では、定期的にお食事したり、遠出したり、しっかり関係性を構築し、両親への挨拶も無事に終えてご成婚退会となりました。「どちらの家も喜んで迎え入れてくれたので、安心して先に進めそうです」とのコメントをいただきましたが、一人でいることに負い目や辛さを感じていた彼女がここまでこれて本当によかったです。
家族ができるって幸せですね。末永くお幸せになってくださいね。